作品提供:山本太陽さん、ほっと石川旅ねっと
石川県と東京カメラ部のタイアップ企画として
2019年8月から10月にかけて開催した「加賀の國」の魅力発見フォトコンテストへ
たくさんのご応募を誠にありがとうございました。
多くの作品の中から選ばれた入賞作品を受賞者のコメントとあわせて発表いたします。
この度は東京カメラ部「加賀の國」の魅力発見フォトコンテストに選出頂きありがとうございました。 白鳥が飛来する加賀干拓地には、農家の方が白鳥のために冬でも水田に水を張ってくれています。 この日は夕映えに輝く白山、そしてその中に浮かび上がる白鳥たちが、辺り一面に幻想的な風景を作り出していました。 晴の少ない北陸の冬ですが、長年思い描いた最高の瞬間に、シャッターを押す手が震えたことを覚えています。
岩肌に流れる幾筋もの水の流れが白髪の老婆の髪のように見えます。 白山白川郷ホワイトロード内にある滝の中でも一番好きな滝です。 この滝を加賀の国の風景として選んで頂いてとても嬉しく思います。ありがとうございました。
民話に伝わる、大蟹が棲むと言われる蟹淵。ルリイトトンボやモリアオガエルが生息する自然豊かな水辺ですが、どこか人を寄せ付けない不気味な雰囲気を纏っています。しかしながら、新緑の晴れた初夏の早朝には、爽やかな風景を見せてくれました。今回は自身初のフォトコン入選となりますが、地元の風景写真で選んでいただけたことは大変嬉しく思います。
約700年の歴史を持つ白山市美川の「おかえり祭り」にて。地元の青年団の鳴らす勇壮なラッパの音色にはとても勇気づけられます。今回の受賞で少しは地域振興に燃える彼らのお役に立てたのではないかと思います。
人から人へ、手から手へと受け継がれ、今もなお加賀百万石文化を継承している伝統工芸は、石川県の誇りのひとつであると思っています。この企画を通して、改めて地元石川県・南加賀地区・小松市の魅力と伝統文化の素晴らしさを再確認させて頂きました。また、以前に伝統工芸に携わっていた者として、このような形で加賀の國の文化伝統を発信出来ることを大変嬉しく思います。この度は選出して頂きありがとうございました。
みなさん、石川県の観光と言えば金沢の兼六園や七尾の和倉温泉を思い浮かべる方が多いと思いますが、ここ加賀市にある日本折紙博物館という施設をご存知でしょうか。ここには折紙で作られたとは思えない様々な景色が広がっています。私は人間が作り上げた努力の結晶ともいえる日本折紙博物館の作品達に魅了され、全国の皆様へ発信したいと思い応募作品の景色に選びました。石川県へ足を運んだ際はぜひお立ち寄りください。
この度は最優秀賞に選んでいただきまして、ありがとうございました。加賀市の片山津温泉では8月いっぱいの期間中、毎晩約10分間の花火が柴山潟の湖上を彩る「納涼花火まつり」が開催されます。間近に打ち上がる花火を浮御堂から眺めている人達の様子を、夏の片山津温泉の1コマとして切り取りました。8月の片山津温泉、夏の素敵な思い出にぜひおすすめです。
この度は受賞ありがとうございます。こちらの写真は毎月参拝へ行っている白山比咩神社です。秋に色付いていく木々と参道の苔景色のコントラストが綺麗で、一人貸切状態で思わず歩みを止めてしまいました。手元にはiPhone。一眼レフを持たずとも手軽に写真撮影出来る心強い相棒です。こうして毎月通っている好きな場所の写真が入賞して嬉しいです。ありがとうございました。
加賀の写友さんからの情報で訪れました。苔庭の有名な寺院は何か所か行きましたが、この地域は苔をテーマに地域全体が保護・養生に取り組んでおられて素晴らしいですね。このたびは入賞に選んでいただきありがとうございました。
野々市中央公園にあります、ののいち椿館にてこの作品を撮らせていただきました。初めて訪れた場所ではありましたがなかなかえもく、また機会があれば足を運びたいと思う次第でございます。今回はこのような賞を受賞でき大変嬉しく思います。
那谷寺(小松市)
雨の日の橋の上に浮かび上がった和傘リフレクションと落ち紅葉。昔、カメラに改めてのめり込むきっかけになった構図です。それから紅葉の時期になれば雨の日を狙って今でもワクワクしながら毎年訪問し撮影させてもらっています。私にとってのターニングポイントであり、原点回帰でもある思い出深いこの構図での受賞は本当に感慨深いです。降雨日数が日本一多いと言われている石川県ですが、私にとっては雨も含めて石川の魅力です。