作品提供(左上から時計回り): 川北町、hayatoさん、タケベハルタカさん、Kentaro Kandaさん、橋本 由香子さん、高野 ヒデキさん
石川県と東京カメラ部のタイアップ企画として2020年10月末から2021年1月にかけて開催した
「加賀の國」の魅力発見フォトコンテスト2020へたくさんのご応募を誠にありがとうございました。
多くの作品の中から選ばれた入賞作品を受賞者のコメントとあわせて発表いたします。
当時、妻のお腹の中にいた子が成長しこの高架橋を見た時に、この橋はたった一晩でこの大きな橋が架かったこと、その歴史的な出来事を三人で観に行った事を息子に伝えたくて夢中で撮ってた写真の中のお気に入りの一枚でした。加賀の國にとって未来へと繋がる橋であり自分にとっても未来へと繋がる夜となった時の写真での受賞を大変嬉しく思います。この度は大変ありがとうございました。
地域の憩いの場『木場潟』では、普段からたくさんの方がランニングやお散歩など体を動かしています。冬の北陸は晴れる日も少ないですが、貴重な晴れ間を逃すまいとこの日も多くの方が体を動かしていました。『ランナーが走る近くで新幹線も走る』その風景が見られる日を楽しみにしています。今回は選んで頂きありがとうございます。
金沢市内の北陸鉄道・石川線「野町駅」から約30分、終点の「鶴来駅」です。10年程前は加賀一の宮駅(白山比咩神社・表参道付近)まで乗る事ができました。駅舎、街並みもレトロ感いっぱいです。足を運んでみてはいかがでしょうか。鶴来街道の宿場町、白山比咩神社や金劔宮の門前町です。この度は思い入れのあるこの場所の写真を選んでいただきありがとうございます。
この度は優秀賞というご評価を頂き、誠に有り難うございます。本作品は1000年以上の歴史を持つ布市神社で撮影致しました。家族連れや近くの保育園の子供達が次々と神社に訪れ、境内は賑やかな笑い声で溢れていました。今回の受賞を通じて、地元民の憩いの場として愛される布市神社の魅力を、多くの方々に発信出来ますことを大変嬉しく思います。
神秘的な青緑色の淵、初夏には絶滅危惧種のルリイトトンボが乱舞し、天然記念物のモリアオガエルの鳴き声、希少植物のカンガレイやヒツジグサの花が咲きみだれる聖なる領域、蟹淵。そこにたどり着くまでの道も素晴らしいです。まるで海の底に沈んで太陽を見上げているよう。山、海、光、風、動植物、愛してやまない石川の自然の恩恵あっての受賞、大変嬉しいです。ありがとうございます。
加佐岬灯台のある加佐の岬は、加賀海岸で最も日本海に突き出した岬で、高さ30m程の断崖に白亜の灯台が美しいコントラストを描いています。幻想的な森のトンネルを抜けると森からは想像もつかない絶景が表れます。北陸新幹線で金沢を観光し、加賀の温泉地に宿泊し加佐の岬で潮の香りに是非癒されてみたらいかがでしょうか。去年今年と風景写真部門で選んで頂きまして誠にありがとうございました。
この度はご選出いただきましてありがとうございます。ブラックライトに照らされたカラフルな坑道は異世界に入り込んだような不思議で楽しい空間で、観光から学習までできる整備された施設になっています。北陸新幹線石川県内全線開業に向けて、この写真を見ていただいた皆さんに加賀の魅力をお伝えできればと思っています。
この度は昨年の最優秀賞に続いて優秀賞に選んでいただき、ありがとうございました。小松市の木場潟公園西園地にある展望休憩所は、木場潟越しに日本三名山のひとつである白山の雄大な景色を眺められるスポットです。穏やかな冬晴れの日に、展望休憩所から白山を眺めている夫婦の背中を、冬の木場潟公園の1コマとして切り取りました。6年前の全国植樹祭では、当時の天皇皇后両陛下も、この展望休憩所から白山をご覧になられました。北陸新幹線の開業後には、ぜひたくさんの観光客の方に訪れていただけるスポットになれば嬉しく思います。
山代温泉では、一度は姿を消した古典芸能「田楽」を今風に復活させた「大田楽」を見ることができる。なんだか日本じゃないような異様で幻想的な空間を楽しめるのが特徴。この写真は、一際目立つ格好で小雨の中出番を待ち、佇む少女をおさめたものです。新幹線開通により、地域の伝統文化をさらにいろんな人たちに知ってもらえたら嬉しいなぁと思います。
この度は入賞に選んで頂きありがとうございました。秋晴れの日に那谷寺散策中に湖面に映る奇岩遊仙境と青空と紅葉の鮮やかなハーモニーに感激しシャッターを切りました。四季を通じて様々な景色を楽しめるこの場所は、かつて松尾芭蕉が訪れて句を詠んでいる事から「おくのほそ道の風景地」の一つとして国の名勝にも選ばれてます。北陸新幹線が小松駅に停車することで那谷寺へのアクセスも容易になります。松尾芭蕉に想いを馳せながら散策してみてはいかがですか?
山中温泉街を流れる鶴仙渓は宿泊して部屋から眺める景観も良いし、清流の小路を散策するも良し、清流の流れに癒されます。春は桜、夏は新緑、秋には紅葉そして雪の小路と四季を通じて楽しめます。また、カモなどの野鳥やイトトンボにも出会える自然豊かな清流です。散策路には川床もあり休憩しながらゆっくり散策出来ます。
手取川橋りょうと白山(川北町)
「白く輝く白山と撮りたい」と思い、真冬の快晴を待ち続けていた所、締め切りの前日にその日がやって来ました。新幹線の車窓からの風景も想像しながら手取川橋りょう越しの場所を選びました。すると、私の思いが通じたかのように、橋上では新しい架線柱を立てる工事が進行中です。此処から見上げると、まるで架線柱を吊り上げるクレーンのアームが白山より高いかのように見えます。様々な工事の過程と共に、開通へ向かう期待も高まります。