石川県 東京カメラ部

「加賀の國」の魅力発見フォトコンテスト2020 ~北陸新幹線石川県内延伸エリアを巡る~ (小松・加賀・白山・能美・野々市・川北)

作品提供(左上から時計回り): 川北町、hayatoさん、タケベハルタカさん、Kentaro Kandaさん、橋本 由香子さん、高野 ヒデキさん

審査結果発表

石川県と東京カメラ部のタイアップ企画として2020年10月末から2021年1月にかけて開催した
「加賀の國」の魅力発見フォトコンテスト2020へたくさんのご応募を誠にありがとうございました。
多くの作品の中から選ばれた入賞作品を受賞者のコメントとあわせて発表いたします。

「北陸新幹線と加賀の國」部門
最優秀賞

「北陸新幹線と加賀の國」部門 最優秀賞 奥村佳子さんの作品「白山より高く!」

「白山より高く!」
奥村佳子さん

手取川てどりがわ橋りょうと白山(川北町)

「白く輝く白山と撮りたい」と思い、真冬の快晴を待ち続けていた所、締め切りの前日にその日がやって来ました。新幹線の車窓からの風景も想像しながら手取川橋りょう越しの場所を選びました。すると、私の思いが通じたかのように、橋上では新しい架線柱を立てる工事が進行中です。此処から見上げると、まるで架線柱を吊り上げるクレーンのアームが白山より高いかのように見えます。様々な工事の過程と共に、開通へ向かう期待も高まります。

「北陸新幹線と加賀の國」部門
優秀賞

「北陸新幹線と加賀の國」部門 優秀賞 南 喜則さんの作品「未来へ繋ぐ」

「未来へ繋ぐ」
南 喜則さん

北浅井交差点架設工事(小松市)

当時、妻のお腹の中にいた子が成長しこの高架橋を見た時に、この橋はたった一晩でこの大きな橋が架かったこと、その歴史的な出来事を三人で観に行った事を息子に伝えたくて夢中で撮ってた写真の中のお気に入りの一枚でした。加賀の國にとって未来へと繋がる橋であり自分にとっても未来へと繋がる夜となった時の写真での受賞を大変嬉しく思います。この度は大変ありがとうございました。

「北陸新幹線と加賀の國」部門 優秀賞 くになかSS25sさんの作品「木場潟の夕焼け」

「木場潟の夕焼け」
くになかSS25sさん

夕暮れの木場潟きばがたと高架橋(小松市)

地域の憩いの場『木場潟』では、普段からたくさんの方がランニングやお散歩など体を動かしています。冬の北陸は晴れる日も少ないですが、貴重な晴れ間を逃すまいとこの日も多くの方が体を動かしていました。『ランナーが走る近くで新幹線も走る』その風景が見られる日を楽しみにしています。今回は選んで頂きありがとうございます。

「北陸新幹線と加賀の國」部門
入賞

「北陸新幹線と加賀の國」部門 入賞 西原健さんの作品「高架橋の間から覗く白山」

「高架橋の間から覗く白山」
西原健さん

梯川かけはしがわ橋りょうの間から見える白山(小松市)

近所の散歩コースの橋から見える白山です。工事が進むにつれて山は隠れていき、高架橋が完成すると見えなくなるので、その前にこの景色を残そうと思い撮影した一枚です。ここからはもう、白山を望めなくなるのは寂しいですが、高架橋を走る北陸新幹線からは、多くの人が、私が見ていたこの綺麗な白山を眺めることを想像すると、少し誇らしい気持ちになります。

「北陸新幹線と加賀の國」部門 入賞 Kazuyoshi Maeda さんの作品「北陸新幹線の車窓から」

「北陸新幹線の車窓から」
Kazuyoshi Maeda さん

加賀市動橋町いぶりはしまちからの高架橋と白山(加賀市)

この度は加賀の國魅力発見フォトコンテスト2020に選出ありがとうございました。白い山と書いて白山と言う様に、白く雪化粧された白山はとても美しいですね。白山と被ってしまって分かりにくいですが丁度コハクチョウの飛来シーズンでもあって青く晴れ渡った空に白山と優雅に飛んでいたコハクチョウの姿はとても綺麗でした。北陸新幹線が開通した時にはこの素晴らしい白山の姿を是非車窓から眺めてみて下さい。

「加賀の國の風景」部門
最優秀賞

最優秀賞(加賀の國の風景部門) 中西未彩季さんの作品「Re-start」

「Re-start」
中西未彩季さん

加賀市勅使町ちょくしまちの桜並木(加賀市)

加賀市は海と山に囲まれ、この並木道の様な壮大な四季を感じられるスポットが多くある魅力的な地域です。コロナによる不安やストレス、滅入ってしまっている気持ちを全てリセットできるよう、春はリスタートの時期なのでそういう意味を込めて撮影しました。偶然被写体として映っている方が、先へ続く未来(長い桜並木の先)へ向かっているようなイメージを意識しています。

「加賀の國の風景」部門
優秀賞

「加賀の國の風景」部門 優秀賞 hideki2448さんの作品「懐かしの鶴来駅」

「懐かしの鶴来駅」
hideki2448さん

鶴来つるぎ駅(北陸鉄道石川線)(白山市)

金沢市内の北陸鉄道・石川線「野町駅」から約30分、終点の「鶴来駅」です。10年程前は加賀一の宮駅(白山比咩神社・表参道付近)まで乗る事ができました。駅舎、街並みもレトロ感いっぱいです。足を運んでみてはいかがでしょうか。鶴来街道の宿場町、白山比咩神社や金劔宮の門前町です。この度は思い入れのあるこの場所の写真を選んでいただきありがとうございます。

「加賀の國の風景」部門 優秀賞 笹尾康弘さんの作品「憩い」

「憩い」
笹尾康弘さん

布市ぬのいち神社(住吉すみよしみや)(野々市市)

この度は優秀賞というご評価を頂き、誠に有り難うございます。本作品は1000年以上の歴史を持つ布市神社で撮影致しました。家族連れや近くの保育園の子供達が次々と神社に訪れ、境内は賑やかな笑い声で溢れていました。今回の受賞を通じて、地元民の憩いの場として愛される布市神社の魅力を、多くの方々に発信出来ますことを大変嬉しく思います。

「加賀の國の風景」部門
入賞

「加賀の國の風景」部門 入賞 オレンジ金魚さんの作品「光射して」

「光射して」
オレンジ金魚さん

蟹淵がんぶち手前のせせらぎ(能美市)

神秘的な青緑色の淵、初夏には絶滅危惧種のルリイトトンボが乱舞し、天然記念物のモリアオガエルの鳴き声、希少植物のカンガレイやヒツジグサの花が咲きみだれる聖なる領域、蟹淵。そこにたどり着くまでの道も素晴らしいです。まるで海の底に沈んで太陽を見上げているよう。山、海、光、風、動植物、愛してやまない石川の自然の恩恵あっての受賞、大変嬉しいです。ありがとうございます。

「加賀の國の風景」部門 入賞 吉田恭章さんの作品「海のまほろば」

「海のまほろば」
吉田恭章さん

加佐かさみさき(加賀市)

加佐岬灯台のある加佐の岬は、加賀海岸で最も日本海に突き出した岬で、高さ30m程の断崖に白亜の灯台が美しいコントラストを描いています。幻想的な森のトンネルを抜けると森からは想像もつかない絶景が表れます。北陸新幹線で金沢を観光し、加賀の温泉地に宿泊し加佐の岬で潮の香りに是非癒されてみたらいかがでしょうか。去年今年と風景写真部門で選んで頂きまして誠にありがとうございました。

「おすすめの加賀の國」部門
最優秀賞

「おすすめの加賀の國」部門 最優秀賞 bbkaorunさんの作品「Fluorescent color tunnel」

「Fluorescent color tunnel」
bbkaorunさん

尾小屋おごや鉱山資料館(小松市)

この度はご選出いただきましてありがとうございます。ブラックライトに照らされたカラフルな坑道は異世界に入り込んだような不思議で楽しい空間で、観光から学習までできる整備された施設になっています。北陸新幹線石川県内全線開業に向けて、この写真を見ていただいた皆さんに加賀の魅力をお伝えできればと思っています。

「おすすめの加賀の國」部門
優秀賞

「おすすめの加賀の國」部門 優秀賞 Kentaro Kandaさんの作品「夫婦と白山」

「夫婦と白山」
Kentaro Kandaさん

木場潟きばがた公園(小松市)

この度は昨年の最優秀賞に続いて優秀賞に選んでいただき、ありがとうございました。小松市の木場潟公園西園地にある展望休憩所は、木場潟越しに日本三名山のひとつである白山の雄大な景色を眺められるスポットです。穏やかな冬晴れの日に、展望休憩所から白山を眺めている夫婦の背中を、冬の木場潟公園の1コマとして切り取りました。6年前の全国植樹祭では、当時の天皇皇后両陛下も、この展望休憩所から白山をご覧になられました。北陸新幹線の開業後には、ぜひたくさんの観光客の方に訪れていただけるスポットになれば嬉しく思います。

「おすすめの加賀の國」部門 優秀賞 西花優希さんの作品「華の化身」

「華の化身」
西花優希さん

山代大田楽やましろだいでんがく(加賀市)

山代温泉では、一度は姿を消した古典芸能「田楽」を今風に復活させた「大田楽」を見ることができる。なんだか日本じゃないような異様で幻想的な空間を楽しめるのが特徴。この写真は、一際目立つ格好で小雨の中出番を待ち、佇む少女をおさめたものです。新幹線開通により、地域の伝統文化をさらにいろんな人たちに知ってもらえたら嬉しいなぁと思います。

「おすすめの加賀の國」部門
入賞

「おすすめの加賀の國」部門 入賞 田中由加里さんの作品「水鏡に映る秋景色」

「水鏡に映る秋景色」
田中由加里さん

那谷寺なたでら(小松市)

この度は入賞に選んで頂きありがとうございました。秋晴れの日に那谷寺散策中に湖面に映る奇岩遊仙境と青空と紅葉の鮮やかなハーモニーに感激しシャッターを切りました。四季を通じて様々な景色を楽しめるこの場所は、かつて松尾芭蕉が訪れて句を詠んでいる事から「おくのほそ道の風景地」の一つとして国の名勝にも選ばれてます。北陸新幹線が小松駅に停車することで那谷寺へのアクセスも容易になります。松尾芭蕉に想いを馳せながら散策してみてはいかがですか?

「おすすめの加賀の國」部門 入賞 斎藤俊治さんの作品「癒しの清流」

「癒しの清流」
斎藤俊治さん

鶴仙渓かくせんけい(加賀市)

山中温泉街を流れる鶴仙渓は宿泊して部屋から眺める景観も良いし、清流の小路を散策するも良し、清流の流れに癒されます。春は桜、夏は新緑、秋には紅葉そして雪の小路と四季を通じて楽しめます。また、カモなどの野鳥やイトトンボにも出会える自然豊かな清流です。散策路には川床もあり休憩しながらゆっくり散策出来ます。

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